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2009.09.27 (Sun)

【あずさ創世】蒼い鳥、声を失う

あずさの天下創世 伊織之章1話

[宗滴P/架空戦記]

 きっついなぁ……
 「なにが?」って、そりゃぁあんさん、千早のことですわ。
 千早之章最終話の後も千早はあと一つか二つ地獄をくぐることになるだろうなぁと予想()はしてましたけど、それが実際に現実のものになっちゃうと、ああもう、あー…となっちゃうわけです。

  

 あうあー、失語症か……。よりにもよって。
 原作の千早といえば、Pと出会う前は歌だけを拠り所とする「孤独の鳥」。その孤独の鳥の最後の心の砦まで奪おうというのです。これが心痛まずにおられましょうか。
 なもんで、今回も色々見どころやニヤリどころ*が多かったにもかかわらず、視聴後の余韻の悉くを千早の不運に持ってかれてしまいました。

*おでん屋の大将とか、いおりんの「おやかたー」とか。


あずさの天下創世 伊織之章2話


 ほんのわずか。
 本当にほんのわずかだけど、千早に回復の兆しが見えてホッと一息。べっべつに、「千早」の文字に目頭が熱くなったのは目にゴミが入ったせいなんだからね! 勘違いしないでよね!
 それから、いおりんが千早の髪を梳かすシーンもよかった。
 鏡越しにいおりんと千早の表情を映す演出がこれまたニクイ!

  0928あずさ創世02
  0928あずさ創世03
 
 ちょうどあずささんくらいの年になったら、いおりんもさぞや美しく、あずささんとはまた違った優しさに満ちたお姉さんになることでしょう。ふと、お姉さんになったいおりんを幻視してしまいましたヨ。

 けど、気がかりなことがひとつだけ。
 千早はいおりんの手首の傷のことをどう理解し、どう感じているんでしょうか。
 もしかしたら、いおりんの手首の傷とあのときの狼の襲撃との因果関係をちゃんと理解できていないんじゃないのかと思います。
 いおりんが手首を傷を負っていてそれを痛がっているのは認識していても、その傷と自分との関係をはたして理解できているのでしょうか。
 いおりんが言うように、今の心が疲労し切ってる千早には、周囲の状況を整理してそこまで推測を働かせるというのは非常に困難だと思います。また、あの極限状態下にあって、伊織が傷を負ったことまで千早が認識していたとは思えません。

 で、怖いのは、それを理解してしまったとき、千早がどういう反応をするのか。
 いおりんの傷は千早のせいじゃないし、むしろ千早はいおりんの命の恩人です。
 ですが、自分を疫病神と思い込んでる千早には、まったく自分に非がないと思えるわけもなく、いおりんの傷は千早と関係ないと言ったところでそうした言葉がはたして千早に届くかどうか。
 下手をしたら、「私を助けようとしたせいで伊織は傷を負ってしまった。私が狼を倒すのが遅れてしまったせいで……、そのせいで、伊織は馬に乗れなくなってしまった。私がいなければ…!」などと自己完結型スパイラルに陥ってしまいそうで、また独りでまっくら森に入っていくんじゃないかと心配です。

 そういえば、第14話(2章8話)でいおりんと馬場さんが登場してましたよね。あれってやっぱりただの観光とかじゃなく政治目的なんでしょうか。



 馬場さんが出てきたときは、いずれ来たる武田家上洛の日に備えて京の状況の視察とか有力者達への根回しとか将軍家とのパイプ作りとか、そういう外交目的で来たのかと思いましたが、よくよく考えてみると、典厩さんとかそういうのにもっと適した人材が武田家にはいるわけで、なにも馬場さんが来る必要はないんですよね。
 で、今回の伊織之章2話を見てティンときました。
 いおりんだ!
 馬場さんじゃなくていおりんが外交の任務を帯びて京に来てたんですよ。そして、その護衛として馬場さんと千早が同行してたんじゃないでしょうか。
 千早之章最終話から4年くらい経っていればある程度千早の心も回復してるでしょうし、声を奪われた千早がいおりんのために何かをしようとしたら、真っ先に思い浮かべるのは真一仕込みの剣のはず。
 いおりんはたぶん、心の療養のために千早に京の珍しい景色を見せてあげようと、護衛も兼ねて千早も連れてきたんでしょう。そして、そのとき馬場さんと別行動していた時に雪歩と遭遇したと。
 さらに推測すると、いおりんの外交はやっぱり将軍家との折衝だったんじゃないかと思います。
 というのも、2章終話の藤孝の言によれば、あの時期の義輝は朝倉以外の緒大名とも接触していたみたいですし、その接触相手のなかに強国である甲斐武田家があるのは当然でしょう。

  0928あずさ創世04
  0928あずさ創世05

 そして、義輝の言う「一人逃しはした」というのが実はいおりんなんじゃないかと睨んでいます。
 だってねえ?
 なんてったっていおりんのおでこは落書きしてみたい誘惑を秘めてますし、勘の良いいおりんなら義輝の罠に気づいてイタズラを回避しそうですから。
 はたしてこの謎は明かされるのか。伊織之章、必見ですよ!
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タグ : ニコマス/

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Comment

●No title

どうも、宗滴Pです。
御視聴ありがとうございますー。

伊織は本当にいい女ですね。覗きたく気持ちもわかるというものですw。
髪型変更は当初から決まっていたことなのですが、失声症は比較的最近に考えたものです。悪いPですね私。
いおりんの手首の傷もちゃんと消化しますよ。ただ推理通り、知ってしまったら悪い方向にという懸念はもっともですね。またここは伊織の器も試される時であります。ですが同時に史実(かどうかは疑わしいですが)イベントが絡みます。馬場さんはどう動くのか・・・。その日は近いですよ。細かく言うとあと一週間くらいw

しかし前回も思いましたけど・・・、むらたまさんて恐ろしく勘がいいですねw。(「一人逃しはしたが~」のとこ、誰も突っ込みがなかったのでちょっと寂しかったりしましたw)考察読むの楽しくてしかたないですよw
ではでは~
宗滴P |  2009年09月28日(月) 19:35 |  URL |  【コメント編集】

●No title

 第1話・第2話、ギャップの激しさにびっくりしながら拝見いたしましたw
 第2話のはじけっぷりから、千早之章と伊織之章1話でだいぶ宗滴Pのなかで何かが溜まってたのかなと、作品の内容と別のところで笑ってしまいましたYO!
 とりあえず、ノリは景鏡のウェスタンラリアットをくらってくればいいと思うな。

 いおりんのイメチェンまじ最高!
 公式まで髪型変更に手をつけるとは思いませなんだw
 失語症と失声症。
 似て非なるものなんですね。勉強になります。
 って、失声設定、もとから決まってたわけじゃないんですかっ!? ガチのまっくら森街道かと思ってたんですが、おお、なんという……宗滴Pマジ鬼ちkげふげふんw
 1話か2話のコメントに(いおりんは)「十二国記の珠昌みたいだ」というコメントがあったと記憶しています。たしかになるほどなと思いました。負けん気が強くて、「誰もやらないのなら私がやる」という、悪い意味での他者依存心がないところは「図南の翼」に登場した珠昌みたいで、王たるべき器の持ち主です。
 さすが、宗滴Pに教えていただいた宗滴の夢のなかで、あずささん・春香・真美と並んで、人の上に立つ君主グループに配置されているだけのことはあります。

>その日は近いですよ。細かく言うとあと一週間くらいw
 早っ!?
 ということは、2話ラストの古今和歌集紛失のからみでしょうか。あまり詳しくないのでどういう事件だったのか存じていないのですが、うふふ、かえって予想もつかなくて楽しみですっ。
 
 「一人逃し~」のところは、勘がいいというか、記事を書いてる途中でたまたまティンときました。天から降ってきたとでも申しましょうか。
 伊織之章の前、いおりんと千早・馬場さんのつながりが描写される前に、あの義輝の言葉からいおりんを思いつくのは相当勘がいい人じゃないと結構難度が高いんじゃないかと。私もいおりんは京関係の人かと思ってましたし。
 あ、でも、気づいててもコメしないという人もいるかもしれませんし、
意外とみんな気づいてたりするのかも…?うーん。
 
 考察というとちょっと気恥ずかしいですが、これからもよろしくお願いいたします。出羽。
むらたま |  2009年09月30日(水) 07:10 |  URL |  【コメント編集】

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