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2009.09.24 (Thu)

【美希創世】その男、真っ黒につき

 まずは、連載2周年おめでとうございます!

【アイドルマスター】 美希の天下創世45前編 【信長の野望】

[別所就治P/架空戦記]

 別所Pのコメによると、「今回アイマス分が凄く……薄いです」とこのこと。
 そこでわたくし、試しに計算してみました。 
 今回登場したアイドルは春香オンリー。なので、春香の登場時間を抽出すると、[4:43~6:04](81秒)+[9:32~10:13](41秒)の合計で122秒(①)。
 そして、今回の再生時間は、17分2秒=1022秒(②)。
 
   アイドル成分(%)=①÷②×100=約11.8%

 なんと10%以上ありました。
 これを多いと見るか少ないと見るか、視聴者各々のim@s架空戦記に対する考え方によると思いますが、「別所Pが言うほど少なくはないかなー」というのが個人的な感想。
 ぶっちゃけ、別所Pのコメを見るまでアイドル成分が薄いということすら気がつかなかったYO!
 っていうか仮に、春香が登場しなかったとしても、アイドル成分ゼロだと気づかなかった自信があります。それくらい話にのめり込んでました。
 別所Pの苦労を省みずさらにぶっちゃけると、アイドルでないキャラたちも魅力的で、かつストーリーが面白い美希の天下創世の場合、一話や二話くらいアイドルの出演がゼロの回があっても全然問題ないんじゃないかなーとも思うわけで。ある意味、やすっちとか直家がアイドルみたいなものですし、たぶん常連客なら誰も気づかないと思うの。
 
 それから、今回はポンポンと場面が切り替わるのが印象的でした。
 おそらく月山富田城攻め前後の裏舞台を様々な角度から見せたかったのだと思いますが、それにしてもこう畳みかけるようにテンポよく場面が展開していったので、こちらも簡単な図にしてみました。

①室町御所(伊織・義輝)→②毛利攻め前の安芸国吉田郡山城(隆元ら)→③ミキハウス(しげぽ・春香ら)→④備中国大覚寺(直家・万吉ら)→⑤アイキャッチ(直家)→⑥瀬戸内の島(春香・吉親ら)→⑦備前国天神山城(就治・淡河ら)→⑧備前国岡山城(直家・万吉)→⑨備前国龍ノ口城(樶所・万吉)→⑩岡山城(直家・万吉ら)


 アイキャッチを除いても9場面! わずか17分の動画のなかで!
 これだけの場面を見せながら視聴者に混乱をきたさないようにしているのだから、恐るべし別所P! 一場面一場面の描写量がちょうどよく、ポン・ポン・ポンといった感じに切り替えのテンポがよかったのが秘訣でしょうか。
 
 ところで、今回のこのやや多めな場面切り替え。
 これを裏側から考えると、別所Pの製作者としての苦悩が垣間見れるような気がします。
 作品のなかで描きたいシーンやものがたくさんある。けれど、動画製作にかけられる時間の制約もあるし、別所Pの中にあるであろう「動画一本分に適切な時間」のマイルールとの兼ね合いから、全てをフルで描くことはできない。
 そこでその打開策として、描写したいものを絞りに絞って凝縮して、それらをある種の短編集かハイライトのように連続で見せてくれたんじゃないかと思います。
 もし、描きたいものを描きたいスケールで動画を作っていたら、一番描きたいはずの大筋が進まないでしょうし、なによりストーリーの緩急がなくなって冗長的になってしまい、

         このブログみたいにグダグダになるわけですね、わかります。 > ('A`)

 わかってます。
 いや、もう、うちのことはどーでもいいんですヨ。

 そんなことより、テンポよく進んだ今回の美希の天下創世。
 ぼけーっと見てると流しそうになってしまいますが、やすっちとしげぽの間に男兄弟(吉親)がいたり、やすっちにいつの間にか子どもがいたり、淡河さんたち一色家の皆さんが相変わらずあずささんに過保護だったり、万吉の貞操と命が危機だったりと、一個一個記事にできそうな話がたくさん出てきました。これを惜しみなくポンポン出せちゃう別所Pマジ軍神!

 さて、数ある場面のなかで一番ティンと来たのはこのシーンでした。

  茶を飲めば 人が死ぬなり 大覚寺

 「アイキャッチじゃん! 本編じゃないじゃん!」とかいうツッコミは受け付けません。不許可デス。
 ご存知、宇喜多直家といえば「真っ黒」の代名詞
 その直家のアイキャッチに満月の夜空をチョイスするところが絶妙。
 具体的にいえば、ただの闇夜とか黒一色とかではなく、そして月も三日月とか半月ではなく、「満月と夜の闇」を選んだところに妙を感じます。

 満月の夜空を見てると、時々思うんですよね。
 不気味だなー、と。
 満月のときは月の光が強く煌々としてて、そのせいで周りの星が見づらくなって月の周りだけ黒一色の闇夜状態になることがあります。
 灯台の下暗しというか、強い光のそばにある闇ほど暗いというか。あの闇が不意に怪しく、不気味に感じるんです。そのくせ夜だから静かで、だからこそ余計に不気味で。
 たとえば、「夜の公園の街灯の脇に茂みがあったとして、そこはギリギリ街灯の光が届かず明暗の際にあり、一段と暗いその茂みの背後には何かが潜んでいる気配がするんだけど、音はしなくて黙ってこっちの様子をうかがっている」みたいな、冷や汗がスーッ…と出てくるあの不気味さ。
 そういった不気味さを直家に感じるわけです。(もっとも、直家のいいところはその不気味さを全然隠さないところにあるのですが。)
 だから、同じ「真っ黒」でもただの黒ではなく、満月のそばにあってその満月すらも飲み込んでしまおうと虎視眈々と潜む「傍らの闇夜の黒」が直家にはよく似合うじゃないかと思うんです。です。
 

 ……えーと、あとそれから。
 アイキャッチ一枚でこういう妄想をする私は正直どうかと思いましたマル。
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タグ : ニコマス/

23:10  |  架空戦記/ノベマス  |  TB(0)  |  CM(2)  |  EDIT  |  Top↑

Comment

●No title

はじめまして、
「美希の天下創世」を作成している別所就治と申します。

拙作の感想・紹介を書いていただき、ありがとうございます。こうして二周年祝ってもらった上に色々書いていただけるのは、動画作成者としてはとても嬉しいことです。

今回の第45話では、月山富田城戦と平行して、備前国と瀬戸内にて行われた出来事を描いているわけですが、前後編に分けている時点ですでに冗長化してしまっているわけで何とも切ないです。短期間に相次いで動画を公開できるなら話は別でしょうけれど……。

直家だからこそ、色々妄想が膨らむところは確かにあるかなあと思います。直家ではない人物が万吉にあんなことさせても、ただの酷い奴扱いされて終わってしまいそうですし。そういうキャラ付けだと言ってしまえばそれまでですが、黒さに乏しい星井家にはとても貴重な存在です。

あずささんの出番が非常に少ない作品ではありますが、これからも是非見ていただければと思います。
今後ともどうぞよしなに。
別所就治 |  2009年09月28日(月) 23:18 |  URL |  【コメント編集】

●No title

 別所P、こちらこそはじめまして!
 このような辺境ブログにお越しいただいたうえにコメントまで頂戴し恐縮です。

 感謝の言葉は普段作品を楽しませて頂いているこちらこそ言うべきで、逆に別所Pから頂いてしまうと、感想という名分で好き勝手にピーチクパーチクさえずってる我が身といたしましては穴を掘って墓に埋まりたい気持ちでいっぱいでございます。
 本当にありがとうございます。

 いやいや、視聴してる側としてはあの分量の内容を前後編だけで収められること自体がもうすでに脅威的。何を書いても冗長的になる私からすれば、煎じ用に別所Pの爪のアカを分けていただきたいくらいなのです。
 内容を付け足していくのは比較的容易だと思いますが、逆にこれを削いでシェイプアップしていくのは、ある種の決断力と思い切りが必要で、これができる別所Pを含む創作者たちはすごいなと心から思います。

 直家みたいな深みのある黒い人物は、黒塗りの焼き物とか漆塗りの漆器のように味わいがあって、物語的にも人間的にも面白いですね。
 たしかに直家だからこそ、あの万吉との非情ともいえるやりとりの中にもどこかユーモラスを感じるのかもしれません。望との会話の応酬も客観的に見れば物騒極まりないものなのに、望のキャラクターと相まって、ただの黒い話で終わってないのが物語を面白くしていたと思います。

 あ、あずささんのことについては、前回の美希の天下創世の記事でまた雀よろしくピーチクパーチクさえずってて、ほんとにスミマセン。
 あんな記事を書いておいてなんなのですが、美希の天下創世ではそれほどあずささんの出番があまり気にならないというか、無問題というか。
 美希の天下創世の第1話がうpされた当時からずっとファンとして追い続けているというのもあって、あずささんが出ない状態が自分のなかでデフォルトになっていて、出番がないのがむしろ当たり前みたいな感じなっちゃってるというのが本音だったりしますw
 なので、あずささんについては無問題です。むしろ、あずささんよりも一色家の皆さんが好きなので、彼らが出てくるほうが嬉しいかもしれませんw あずさスキーとしてそれはどうなんだとツッコミたくなりますが。

 ともあれ、こちらこそ今後も作品を拝見させていただきたく、これからもどうぞよろしくお願いいたします。辺境の地ではありますが、陰ながら応援しております。
むらたま |  2009年09月30日(水) 07:52 |  URL |  【コメント編集】

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