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2011.02.26 (Sat)

【アイマス2】プレイ記録1周目-貴音リーダー編05-

(´∀`) だいぶ濃いアイマス2生活を送ってるのにまだ20週ちょいのむらたまです。
  ('A`)  ツイッターでもう何周もしてる人のツイート見て、失敗したなーとか思ってるだろ。
(´∀`) 若干。
  ('A`)  若干っていうレベルのフォントじゃねーぞ。

ティラミス・ティアラ-活動21週目
━朝━
 お、おおっ、おおおおっっっ!!?
 貴音たちの服装が冬服に変わってれぅ!! きゃっほーい!
 いやあ、私、貴音の冬服がアイドルたちの私服のなかで一番好きでしてね。この日が来るのをずっと楽しみにしてたんですよ。指折り数えるのは途中で挫折するのが目に見えてたんでやりませんでしたけれども。
 そっかー。もう21週も経ってるんだもんなぁ。
 貴音と出逢ったのが桜が咲き散る色鮮やかな4月。1月4週計算だと20週は5ヶ月ってことになって、4月から5ヶ月経つとちょうど9月、秋入りの季節だもんねえ。そりゃ冬服にもなるよね。うむうむ。
 貴音の冬服に目を奪われていると、いつものように貴音がステップを踏み始めて。

 貴音「それ、アン!」
 真「ドゥ!」
 真美「トロワ♪」
 貴音達「……ぼんじゅ~る、プロデューサー。ふふふふ」 

 小躍りトリプルチェインもキター!!
 くううっ、1人だとすごくマヌケでシュールだけど、3人揃うとやっぱいいなあ!!
 3人目の真美の「トロワ♪」がすっっっごく可愛いんだ!
 今週の朝は真に話しかけてみるぞ。髪の毛切った?雰囲気変わったね?
 照れ気味の真が言うには、トレーニングを変えたからかもとのこと。体が資本のアイドルはトレーニングが欠かせないもんな。感心感心。「表情から、やる気を感じるよ! 仕事も、気分を盛り上げて取り組もうな!」
 3人とも機嫌よく笑顔で答えてくれたぞ。
 と、そこへ。久しぶりに順二朗社長がやって来る。嫌な予感がするぜ!

 社長「君達に朗報だ。竜宮小町と、再びフェスで対決する機会が、めぐってきたぞ!」

 マジっすか?
 社長の話によれば、直前になってまた何組かが参加を取消したらしい。
 うへえ、あの時すでに敬遠されるくらいの存在になってのか、竜宮小町パネエwww
 って。
 ちょっと待ってくださいよ、社長。もしかしてそのフェスって今日ですか…?
 準備期間くれええええええええ!!!!

━スケジュール━
 強制イベントだもの。悲しいけど、回避できないのよね。
 中央エリアのフェス[FUJISAN ROCK]。
 難易度は?、ファン人数は1万0000人、ギャラは12000マニー。
 ……やるしかない!
 衣装は、《コス:スノーフレークリリパット》《頭:うさみみ》《体:ひまわりブローチ》《腕:天使の腕輪》《足:天使のアンクル》に変更。Vi・Vo・Daがちょうど均等になる現在可能な一番のガチ衣装で勝負Da!
 ちなみに、書き忘れてたけど現在のユニットイメージはLv10:できるこユニットです。 

━FUJISAN ROCK━
 楽曲確認。竜宮小町に挑む楽曲は、因縁のMEGARE!だ。
 貴音たちがメイクをしてる間に会場をぶらつこうとすると、亜美といおりんがやって来た。

 伊織「あんた、また私達と同じフェスに出る気なんでしょ? まったく、こりないんだから!」

 サーセンwwwwwwwww
 けど、懲りないのは私というかどっちかっつうと無茶振り好きなうちの黒い生命体っすw

 亜美「あ、そうなんだー! 兄ちゃん、また亜美達に負けて、泣いても知らないよ?」

 う、うるさいやい!
 そんなこと言うイジワルな悪い子はおちりぺんぺんの刑だー!

 P「今の俺たちに、手加減はいらないぞ。むしろ全力でかかってこい!」

 言ってやった、言ってやった(´∀`)

 亜美「兄ちゃん……、リビングに燃えてるんだね!」

 リビング?
 あのー、いおりん。さっきから黙ってないでツッコンでくれないと話がワケワカメ。
 リビングってリベンジのことだったのね。
 暑苦しいわねーとあきれつつも。
 それくらい燃えててくんなきゃやりづらいんだけどね、といおりん。

 伊織「いいこと? あんた達が、この竜宮小町に勝とうなんて、100億年早いわよ!」

 だって、スーパーアイドルの水瀬伊織ちゃんがいるからですねわかります。
 でもそこは、100億年じゃなく1時間くらいにまかりませんかね、いおりん。
 いおりんがキマったわねと胸をはっていると、りっちゃんが溜め息をついてやって来た。

 律子「あずささん、やっと見つけてきたわよ」

 いつもご苦労様です。これからもあずささんをどうか宜しくお願いします。
 りっちゃんはいおりんの背後に回ると、後を付いて来ていたあずささんと何やらお喋りをはじめた。

 律子「もう、どれだけ道に迷えば、気がすむんですか!?」
 あずさ「私が方向オンチなせいで、ごめんなさいね、律子さん。でも、今回は、大変だったのよ~」

 おーい、いおりん。顔が引きつってますよーwww
 漫談みたいな勝利宣言を亜美といおりんから頂き、またあらぬ方向へ行きそうになったあずささんを制止していおりんたちはステージへと向かった。一人残ったりっちゃんが言う。
 ―フェスを制する者は、IA大賞を制するんですって。
 うちらも負けらんないけど、竜宮小町も負けらんないってことだね。

 メイクから戻ってきた貴音たちも勝つ気マンマンだ。
 さあ、本番前の掛け声だ!
 「「ふぁいと! おー!」」 
 息もバッチリあった。あとはステージで最高の指示をするのみだ!

 ティラミス・ティアラ VS 竜宮小町 フェス対戦中……

 結果:勝利ッ!!(スコア12920,竜宮小町10726)

 いよっしゃああああああああ!!
 思い出を1回しか放てないのが不安だったけど、1回こっきりの思い出をうまく使うことができたのが勝因だろう。序盤、ボルテージの貯まり具合はうちも竜宮小町もほぼ同じ。先にバーストアピールを放った方が勝負を制するのは火を見るより明らかだった。
 ボルテージが5分の3ほど貯まったところで虎の子の思い出を放つ。それによってボルテージが貯まるペースが竜宮小町よりも早まり、結果、先にティラミス・ティアラがバーストアピールを打てた。
 そして、運が良かったのはそれだけじゃない。いつもは全然きまらないバーストアピールも次々にタイミングよくきまり、竜宮小町を突き放すことができた。
 が。さすがは竜宮小町。
 しばらくするといつの間にかボルテージはMAX。いおりんのバーストアピールが炸裂した。
 それによって再び混戦に雪崩れ込み、両者にあったスコアの差はほとんど縮まった。
 最終的に2000点の差ができたのは出来すぎと言っていい。実力で運を引き寄せたのだ。
 ぶっちゃけ、あずささんのいる竜宮小町にティラミス・ティアラが勝つことができても素直に喜べるか心配ではあったけれど、でも、21週もの間、共に一喜一憂して進んできた道で、一度完敗したライバルに全力で挑み勝てたのは、そんな心配を忘れさせてくれるくらい、すごく嬉しいものなんだな。
 そうだろ、貴音、真、真美?

 ――アンコール終了後。
 Pの前には、竜宮小町のプロデューサーであるりっちゃんと貴音がいた。
 今回はしてやられましたと今日の負けを認めつつも、でもIA大賞は渡しませんからねとりっちゃんが宣言すると、貴音もPの言葉を受けて「竜宮制覇の次は、鬼ヶ島へ鬼退治しに行かねば、なりませんしね。ふふっ」と御伽噺になぞらえた頼もしいセリフを言ってのけた。……でも、竜宮城を占拠した後に鬼ヶ島へ遠征に出かける御伽噺ってないよねw
 大きく出た貴音に、その意気よ、これからも頑張りなさいと激を飛ばしてくれるりっちゃん。
 そんな2人の姿に765プロの深い信頼関係を見てとった、765プロ一の新入りP。
 すると、いきなりりっちゃんがPに向き直り、なにニヤニヤ見てるんです? 気色悪いとPをはたいた。
 リアルでニヤニヤしててサーセンしたwwwwwww
 りっちゃんのダメ押しはまだ続く。
 こんなプロデューサーじゃ不安だと。それを聞いた貴音が何が不安なのかと訊くと、

 律子「ふふふっ! 実は、ウチの竜宮小町のメンバーを、プロデューサー殿に預けようって思ってるのよ」

 りっちゃんが信じがたいことを言った。
 え…? それって、どういうこと?
 まったく嬉しくないと言えば嘘になるけど、でもそれはあまり嬉しくないよ、りっちゃん。
 メタな話で恐縮だけども、あのTGSの様子をリアルタイムの動画で見ていた私は、坂上さんの口からおまけの付け足しのように言われた竜宮小町プロデュース不可の話を聞いて、ひどい失望感とやりようのない燻った怒りを覚えたんだ。けれど、それでも、竜宮小町のプロデューサーが信頼できるりっちゃんだったからこそ、あずささんを竜宮小町に預けよう、そして竜宮小町を2でも応援しようとも思えた。
 これがもし、竜宮小町のプロデューサーがりっちゃんじゃなくて、ぽっと出のどこの馬の骨とも知れない新キャラだったりしたら、怒りで振り上げた拳はいつまでも拳を収める機会を失って、振り降ろせる場所をずっと探し続けていたんじゃないかと思うんだ。もしかしたら2の発売後も。
 だから、この『アイマス2』というソフトの世界では、私はりっちゃん以外のプロデューサーにはあずささんを任せたくない。たとえそれが、プレイヤーの依り代である、このティラミス・ティアラのPだったとしても。
 りっちゃん、納得できる説明を頼む。お願いだから。
 プロデューサーをやめるのかと問うPにりっちゃんは微笑んだ。

 律子「残念でした、違います! 早とちりしないで下さいね。あくまでも、武者修行として、預けるだけですから」

 りっちゃんは言う。
 今日のフェスを見ても、竜宮小町にはまだ修行が必要だから、と。

 律子「だから、竜宮小町をライブのゲストに呼んで下さい。あなた達のためなら、いつでも、駆けつけるから!」

 その言葉に、感謝するPと、感じ入る貴音。
 そして――

 ???「……ハッ、やれやれだな。持つべきものは友とか、団結とか、くだらねえ話、きいちまったぜ」

 頼まれもしないのに飛び出てくる黒いお邪魔虫。
 貴音は「何奴っ! 姿を現しなさい!」と怒気を放ち、目を鋭く尖らせるりっちゃんも、組んだ腕を苛立たしそうに指でトントン叩いている。(この時のりっちゃんの仕草と表情、いいですねえ)
 説明するまでもなく、憎まれ口を叩いて現れたのは黒井三連星の1人、天ヶ瀬冬馬。
 冬馬とりっちゃんが口論となるも、先ほどフェスで負けたという事実が、りっちゃんの口を鈍くさせる。そこに加勢したのは、仲間である竜宮小町を侮辱され激しく憤る、四条貴音。貴音が気炎を吐くと、りっちゃん相手に優勢に立っていた冬馬がわずかにたじろぎ、やや押され気味の格好になった。
 止めに入ったPが名前を問うも、名乗るまでもないと彼は自信たっぷりなセリフを吐いた。
 いずれ、嫌でも俺の名前を知ることになる、と。
 P曰く喧嘩っ早い冬馬とりっちゃんが走り去った後には、今後のIA大賞までの道のりはますます平坦なものではないことを予感させる不気味な空気が残されたのだった。
 
(´∀`) ふーむ、ということは。冬馬のセリフからすると~、
  ('A`)  この時点ではまだジュピターは世にデビューしていないということだな。
(´∀`) まあ、何はともあれ次週からライブに竜宮小町を呼べるようになったよ。
  ('A`)  呼ぶのか? たしかついこの間まで、S4Uでならまだしも、2のPなんかにたとえゲストでもあずささんを使わせてやらねえクソして寝ろとか、お前がぶつくさ言ってた記憶があるんだが。
(´∀`) ふっ、若さゆえの過ちは認めたくないものだね。あの頃は、先述した竜宮小町(あずささん)のPはりっちゃんしか認めない秋月律子プロデューサー原理主義を頑なに守っていたから。
  ('A`)  あの頃つっても、昨日の話だけどな。
(´∀`) いやん。
  ('A`)  何がお前の心変わりのきっかけになったんだ?
(´∀`) うーん。やっぱさあ、
  ('A`)  なんだよ?
(´∀`) うちのティラミス・ティアラの子たち、めっちゃ可愛いやん?
  ('A`)  は?
(´∀`) 竜宮小町に敗北したり、真や真美のらぶすねに涙目になったり、難易度1のフェスやライブすらもなかなか成功させてあげられず、うまく軌道に乗らないプロデュースに一喜一憂したり、アイドルたちの一挙手一投足に振り回されているうちにさあ、なんかもう、うちの子ーって感じがしてきてね。2のPにあずささんたちを使わせるのはまだ癪だけど、うちのこんなに可愛い子たちのためなら、あずささんたちに乞うて助力をお願いしてもいいかなって思うようになったの。てへぺろっ☆
  ('A`)  要するに、親馬鹿心が芽生えたと?
(´∀`) うちの子たち、めっさ可愛いやん? 貴音も真も真美もラブリーやん?
  ('A`)  うるせえよ。

━夜━
 竜宮小町にフェスで勝利したものの、ランキングでは特に目立った動きはなかった。
 代わりに、ユニットステータスの円が、なぜだか7色に点滅して光っている。
 まるでシェンロンでも召喚できそうなアイコンである。ぎすぎすの対極状態かしら?
 貴音へのファンレター(静岡/魔法使い)と真美へのファンレター(長野/タイトロープ)が来ていた。
 
━帰り道━
 夜空にはあの日と同じまん丸お月様が浮かんでいて。
 Pが家路の途中で思い出したのは、エンペラーレコードの祝賀会でのあの一件のこと。
 Pは貴音の頼みに従って特に何も動いてはいないらしいのだが、事務所に苦情が来た様子すらないとのこと。あの大富が何も言ってこなかったのだろうかと首をひねる。
 と、どこからともなく、困り果てた女の子の声が。
 P「……あれ? あの声は……?」
 Pが見た道の先には、すらりと道の真ん中に立つ大きな牡蠣の貝殻豊かな銀の髪。
 こちらに気がついていない貴音の独り言から察するに、どうやら道に迷ってしまったらしい。なるほど、俗に言うあずささん状態ですねわかります。昼間のフェス対戦時に感染してしまったのでしょう。
 地図がどうこう言っている貴音の様子をしばらく見ようと、貴音に気づかれないようにこっそりと近づくPだったが、あっさりと貴音に気づかれ「何奴っ!!」と牽制される始末。
 ここで何を?と問われ、ここは通勤路で帰宅途中だからと理由を答えると得心したようで、逆にPが貴音にここで何をしていたのか問うと、急にしどろもどろ。怪しい。ただでさえ、この前の一件でPが不吉なフラグを立てまくっていたのだ。これが怪しくないはずがない。
 貴音「じ、実は、その……。勝利の熱を、夜風で、冷まそうかと思いまして……」
 ほーぅ、誤魔化し笑いを浮かべる貴音もなかなか可愛い……ではなくて、この場にもし真美がいれば「んっふっふ~、お姫ちんは、ウソをつくのが下手くそだね!」と言ったことだろう。
 ところが、わざとなのか素なのか、Pはあっさりと貴音の話に乗ってしまう。
 P「今日は、大熱戦だったからな!」
 これで貴音も竜宮小町と並ぶ765プロの稼ぎ頭だなと熱弁するPだったが、自ら話を振ったはずの貴音は心ここにあらずと言った様子で、気のない返事を返すだけ。
 貴音「…あっ、あの、プロデューサー。私、熱も下がって参りましたので、これにて……」
 割れた石のことがちゃんと気になっていたPは、そそくさと立ち去る貴音の後を追った。
 そして、道に迷いながらも貴音がたどりついたのは――
 ホテルと見間違いそうな高級そうなレストランだった。また場違いな予感が……と内心つぶやく。
 空いている席に通されたPが席に着くや耳にしたのは、男の馬鹿笑いだった。
 この声は。Pにも聞き覚えのあるものだ。
 大富「……では、そろそろ返事をしてもらおうか? ワシが出した提案、のんでくれるのかね?」
 貴音「……貴方は、本気でおっしゃっているのですか? 私に、あのようなことをさせるなどと……」
 大富「ほう、不満そうな顔だな……・まあ、お前は、ゆがんだ顔も美しいが……」
 貴音「ううっ……」

(´∀`) …………。
  ('A`)  どうもきな臭いな。2のフラゲ情報で散々騒がれていたのはこのイベントか。
(´∀`) /sh シャウト失礼します! こちらプロデューサー1と名もなきあずさスキー1、アイマスにあるまじき外道大富討伐ミッションに参加してくれるプロデューサーさんいませんかー! いましたらtellヨロ→!!
  ('A`)  落ち着け。

 周りに話を聞いている者がいないと思ってか、大富は愉快そうに話を続ける。
 どうやら、先日の非礼を貴音に償わせようとしているらしい。拒否したいのならば拒否すればいい。貴音がこれを拒否するのであれば、他の者に償わせるだけのこと。それが大富の言い分だ。
 大富「お前のユニットのメンバーでも、あの765プロのプロデューサーでも、ワシは、誰でも良いのだからな」
 貴音「……なっ、私以外の者には、手を出さぬようにと、約束をしたではありませんかっ!?」

  ('A`)  なんちゅーか、お手本通りの悪党の脅し方って感じだな。
(´∀`) …………。
  ('A`)  ほれ、大富が呼んでるぞ。お前がメンツを潰したんだから償ってこいよ。
(´∀`) ねえ、これでCEROBって、なんかおかしくない?
  ('A`)  いいからケツの穴洗ってこい。話はそれからだ。
(´∀`) きゅっ。

 大富「さあ、どうする。ワシの提案を、受け入れるのかね」
 沈黙する貴音。
 傍で盗み聴きしているPにもようやく事態が飲み込めたようだ。
 しばらくの沈黙の後、物悲しいBGMをバックに、貴音はすぐに結論を出せるものではないからと、しばしの時間の猶予を大富に求めるのだった。大富は愉快そうに笑う。お前は必ず、ワシの元へ来るのだ。
 2人が店を出て行った後、慌ててPも店を出て貴音を追いかけた。
 貴音はいつもすぐに消えてしまう。今見つけないと、本当に消えてしまいそうな気がする。
 貴音は、例の祝賀会からPと脱出したあとPと話をした場所で、独り、空を見上げていた。
 月を友とし慰められ、孤高に泣いていたSPの貴音も、こうして夜空を見上げていたっけ。
 貴音「……ふふっ、本日は、よくお会いいたしますね。偶然が二度も続きますと、何やら必然としか……」
 心中を気取られまいとする貴音の顔には、彼女の美しい顔にはまったくそぐわない、下手くそな笑顔が張り付いていた。ああ、心の中は冷たい雨がザーザー降りだろうに……。
 Pは、貴音を尾けていたことを告げ、単刀直入に話を切り出した。
 貴音にはきっと真実を語りたくても語れない事情があるのだろう。嘘をついて誤魔化そうとする貴音を、Pはそれを知った上であえて叱責した。
 「馬鹿野郎!」
 貴音の口から今まで聞いたことがないような悲鳴があがる。いつもの優雅さは欠片もない。
 Pはありままの気持ちを貴音に伝えた。
 エンペラーレコードの一件を一人で解決しようとしたことを怒っていること。
 もっと自分を信用して欲しいこと。頼って欲しいこと。
 貴音に頼られてもそれを迷惑だとは思わないこと。
 そして、貴音達のことを世界一、強く思っていること。
 P「だから、もっと俺に頼って欲しい。頼るのが無理なら、せめて、ウソだけは、つかないで欲しいんだ」
 真剣なPの気持ちを知り、貴音はようやくPの心を傷つけていたことに思い至った。
 大富と何を話していたかは聞かない。けれど、貴音が一人で大富と会うことは禁じ、エンペラーレコードでの一件についてはPと社長で謝罪してそれで片をつけると、反論を許さぬ語調でPは命じた。
 貴音「し、しかし……」
 と言いかけたが、貴音は口を噤み、後の事をPに一任すると約束したのだった。
 他のメンバーには秘密にすることを確認しあった後、来週もお願いしますと貴音がPに頭を下げると、それで話はここで打ち切りと言わんばかりに風が音を鳴らして吹き抜け、風が止む頃には貴音の姿は見えなくなっていた。
 これで一件落着したはずなのに……。
 Pの心にはまだ、よくわからない落ち着かない気持ちがぶすぶすと燻っていた。
 翌朝。
 Pと社長がエンペラーレコードの大富のもとに謝罪に赴くと、大富は「もう何も気にしていない」と笑った。古来より、もう何も気にしていないという人間が何も気にしていない試しなど、そうそうあるものではない。ましてや権威や権力の上に座る者であればなおのこと。
 Pは、ポケットのなかの貴音の石が、チリチリと音を立てているような気がしていた。

(´∀`) ……この男、前回に引き続き性懲りもなくまた余計なフラグを立ておった。
  ('A`)  貴音ルートシナリオはずいぶんアダルティというかダーティというか。他のアイドルたちのシナリオもこういう重いのがテーマなものばっかりなのか?
(´∀`) さあ? でもまあ、味気ないことを言っちゃうと、これってどう見ても○違い系の話だよね。
  ('A`)  そうだろうな。これでガチでそのまんまだったりしたら、逆に困るわ。
(´∀`) 私が思うに、アイマスってリアルの皮をかぶったファンタジーだもんねえ。ファンタジーがリアルの化粧をやめてリアルになろうとして、ファンタジーをかなぐり捨ててしまったら、それはもはやアイマスと似て非なるもので、アイマスじゃないと思うんだよね。
  ('A`)  さて、そういうアイマスの世界で、芸能界の闇の一端に触れいているように見えるこのシナリオを、この後どうやって畳んでゆくのか。楽しみにしようか。
(´∀`) だねー。

━貴音からのメール「SUBJECT:心配おかけしました…。」━
 Pの気持ちはちゃんと貴音に伝わっているね。

━LUCKY RABBITからのメール「バーゲンのご案内」━
 22、23、24週に秋のバーゲンを開催ですか。
 有益な情報だけど、もうちょっとタイミングを読んデ!

━実績のロック解除━
 G20:俺と竜宮小町
 
(´∀`) たった1周の出来事なのにこの内容の濃さとボリューム。もうお腹いっぱいデス。
  ('A`)  もしかしたら、最初の目標だった竜宮小町との決戦に勝利することに合わせて、アイドルたちのシナリオの山場を設定してあるのかもしれないな。前の山を乗り越え、強くなった足でまた俺の山を超えてゆけ的な。
(´∀`) なぜ俺屍風wwwwww

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