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2010.12.05 (Sun)

【ノベマス】Colorless Days-伊織色、あずさ色-

 ここしばらくの間、千早に保守してもらっていましたむらたまです。
 ありがとう千早、お疲れ様千早。また何かあったらよろしく。

 ('A`) よろしくじゃねーよ。

 スンマセン。
 や、ぶっちゃけるのもちと憚られるのでありんすが、感想をひとつ書くにしてもしばらく時間をおいてしまうと、いざブログ用に感想を書こうとしても前までどうやって感想書いてたかわからなくなってしまうんですよね。そんなにたいしたものを書いていたわけでもないのですが、たかが感想、されども感想といったところでしょうか。

 ('A`) 言い訳はすみました?

 スンマセン。
 できればもうちょっとオブラートに包んでほしいかなーって。

 ('A`) …………

 えーっと。
 昨日の夜のことです。
 携帯でツイッターのタイムラインを眺めておりましたところ、某ブロガーさんのとあるツイートが目にとまりまして。

こういう世界の終わり的雰囲気は好きだ ついで言うならあずいおです 【第三次ウソm@s】置き去りセカイ 第一話 (5:07) #nicovideo #sm12924041 http://t.co/rast11f

 およ?

こういう世界の終わり的雰囲気は好きだ ついで言うならあずいおです 【第三次ウソm@s】置き去りセカイ 第一話 (5:07) #nicovideo #sm12924041 http://t.co/rast11f

 これなんて俺得ツイート?
 なんていうかこのツイートは私をホイホイするためにあるというか、もう私だけが見ればいいんじゃね?的な何かというか、「ついで言うならあずいお」ってソコすっごく重要ですから“ついで”なんて言葉で片付けちゃだめですよ悪来(仮)さんというか、そんなこんなでホイホイされたわけですよエッヘン。

 ('A`) 胸張るとこ間違えとるがな。

【第三次ウソm@s】置き去りセカイ 第一話
[レストP/ノベマス/伊織・あずさ]


 おおー。
 この世界観とノベル全体から漂う雰囲気。
 派手さはないけどすごく好きです。
 作者は、2010年上半期20選にも選ばせていただいた「陽気なアイドルが地球を回す」シリーズのレストP。
 「あずいお」という単語にまんまとホイホイされましたが、百合的意味のそれではなくてコンビとしてのあずいおで、誤解を恐れずに言ってしまうと、このノベマスで重要なのは一人称の視点、つまり物語を語る主人公が伊織であること。この世界を物語るには伊織でなければきっと成り立たない。主人公の相棒はたぶんあずささんでなくてもよくて、やよいでも美希でも真でもいい。でも、主人公は伊織でなくちゃいけない。
 ストーリーが描く世界観、モノクロな映像、色彩、音楽、一人称の視点、文章の出し方。
 それらが融和して全体から醸し出されるノベルの空気。
 それを構成する要素のなかでも、舞台となる世界を受け入れつつも噛みついてやろうとする伊織の個性が果たす役割はきっと小さくない。そんな気がします。
 ……と、ここまで書いて、もしかしたら伊織の相棒があずささんであることもこのノベルにとって大事なことなのかもしれない、なんて考えてもみたり。
 というのも、白と黒によって統一されているはずの世界はなぜかアンバランスを感じさせ、そんなアンバランスな世界には一見するとアンバランスなコンビであるあずいおがうまく世界に馴染むのかもしれません。

 ノベルの舞台となるのは、色を失った世界。
 「色の洪水」という現象によって一瞬にしてモノクロ化してしまった世界。

 070置き去りセカイ01

 そうした世界で生きる、伊織とあずささん。

 070置き去りセカイ02

 信号の赤と、伊織の瞳の赤と、あずささんの髪の青。
 このシーンがとても印象的で。
 「色」というものが何だったのか、その存在の大きさを、色がたくさん溢れている世界に暮らしている私にも再認識させてくれる。
 喪色した世界にあって人類が忘れようとしている「色」を体に残し、「かざりもの」と呼ばれる伊織とあずささんはまるで、緩やかに死にゆこうとする世界に舌を出して、たとえ見苦しくても爪痕を残そうとするレジスタンスのようでもあり。
 寂寞としたシンプルなモノクロ世界は、どこかモダンでオシャレな匂いを孕む矛盾を抱えていて。
 そんな世界から、したたかに生きようとする伊織とあずささんの静かな息づかいを感じます。

 070置き去りセカイ04

 また、レストPが綴る文章にはティンとくる言い回しがいくつかあって、

 070置き去りセカイ03

 「あの日、きっと世界に赤信号が灯ったんだ。」[3:02-]
 とくに一番印象に残ったのはこの一文でした。また、この一文の後に続く
 「そして地球は回るのを止めて。」
 という表現は、前回のシリーズのタイトルが「陽気なアイドルが地球を回す」だっただけに、回るのを止めた地球で伊織たちが生きているというのはちょっぴり皮肉的。
 けれど、見限りたくなるような世界だけど、それでも私は生きていくんだ、そんな意志を感じるのは前シリーズと共通する部分なのかもしれません。

 070置き去りセカイ05

 色はなくとも、ヒトは生きてゆく。
 この物語の後、赤信号を無視した伊織とあずささんはどこへと渡ってゆくのか。
 視聴者のコメントにも「叶うならぜひ続きがみたい」とありました。
 私もぜひ続きが見てみたい一人ではあるのですが、このノベルの世界はわずか5分の短編の世界だからこそ完成している世界なのかもしれないと、そうぼんやりと思う私もいたりして。
 映像面の少ない色とは裏腹にふくよかな余韻を残してくれる味わいのあるノベルでした。

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タグ : ニコマス Novelsm@ster あずさ 伊織

18:21  |  架空戦記/ノベマス  |  TB(0)  |  CM(2)  |  EDIT  |  Top↑

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 |  2010年12月06日(月) 20:50 |   |  【コメント編集】

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 |  2010年12月07日(火) 01:34 |   |  【コメント編集】

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